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れきたん歴史人物伝
れきたん歴史人物伝は、歴史上の有名人の誕生日と主な歴史的な出来事を紹介するコーナーです。月に一回程度の割合で更新の予定です。(バックナンバーはこのページの最後にもまとめてあります)


2月号 2014年2月28日更新

【今月の歴史人物】
日本でも有名な発明王
エジソン
1847.2.11〜1931.10.18


今月号のイラストエジソン フィラメントの材料は京都のダケ
(C) イラストレーション:結木さくら

2月の主な誕生人物
01日 児島惟謙/裁判官
02日 菅茶山/江戸時代の儒者
02日 ジョイス/小説家
03日 メンデルスゾーン/作曲家
03日 河竹黙阿弥/歌舞伎作者
03日 西周/思想家
04日 リンドバーグ/飛行家
05日 若槻礼次郎/政治家
06日 アン女王/イギリス女王
07日 モア/思想家
08日 ヴェルヌ/小説家
09日 原敬/政治家
10日 新井白石/江戸時代の政治家、儒者
11日 エジソン/発明家
11日 小林古径/画家
11日 折田信夫/歌人、民俗学者
12日 ダーウィン/博物学者
12日 リンカーン/政治家
13日 渋沢栄一/実業家
13日 ショックレー/物理学者
14日 豊田佐吉/実業家、発明家
14日 広田弘
/政治家
14日 中川一政/画家
15日 井伏鱒二/小説家
16日 日蓮/鎌倉時代の僧
16日 荻生徂
/儒者
16日 大隈重信/政治家
17日 シーボルト/医者、博物学者
17日 島崎藤村/詩人、小説家
18日 フェノロサ/美術研究家
18日 マッハ/物理学者
19日 コペルニクス/天文学者
20日 志賀直哉/小説家
20日 ボルツマン/物理学者
21日 ザビニー/法学者
22日 ショーペンハウエル/哲学者
22日 ヘルツ/物理学者
22日 高浜虚子/俳人
23日 ヘンデル/音楽家
23日 本多光太郎/物理学者
23日 ヤスパース/哲学者
24日 パークス/外交官
24日 グリム(ウィルヘルム)/言語学者、童話集成家
24日 陸象山/儒者
25日 ルノアール/画家
25日 松方正義/政治家
26日 ユーゴー/小説家、劇作家
26日 与謝野鉄幹/歌人、詩人
27日 ロングフェロー/詩人
27日 シュタイナー/哲学者
28日 モンテーニュ/思想家
29日 ロッシーニ/作曲家

今月ご紹介するのは、かの発明王・エジソン。その名前は日本でもひじょうによく知られていますが、細かい生涯や業績については、案外あやふやな人も多いのではないでしょうか。

発明で身を立てるまで
エジソンが誕生したのは1847年の2月11日。アメリカ合衆国・オハイオ州で、製材所を経営する家の7番目の子として生まれました。日本でいうと江戸時代の終わりごろで、ペリーの黒船が来航する少し前の時期です。
少年期のエジソンは大変好奇心が強く、何にでも興味を持ちました。「なぜ」が口癖で、たとえば「1+1が2なのはなぜか」をしつこく質問し、学校の教師を辟易させたといいます。いかにも後の発明王らしいエピソードです。
しかしながら、教育制度も確立していない時代のこと、エジソンの性質は学校から敬遠され、わずか3か月ほどで小学校は退学になっています。学校をやめたエジソンは、よき理解者だった母親に勉強を教えてもらっていました。
その後のエジソンは、列車の新聞売り子、続いて電信技術者として働きながら、さまざまな研究を行いました。それらの研究は20代の前半には早くも実を結び、いくつかの特許を取得し、それを売って大きなお金を稼ぐこともできるようになったのです。この頃に発明したものとしては、ボタン式ですばやく投票を集計できる「投票記録機」、株価を表示できる「株式相場受信機」などがあります。
発明が実を結ぶと、エジソンはニュージャージー州のメンロパークに自らの研究所を設立しました。エジソンはこの地において、優秀な研究者たちを率いて多くの発明を行い、「メンロパークの魔術師」とあだ名されるようになるのです。

発明王の業績
エジソンの業績で、有名なものをいくつかご紹介しましょう。
●電話機
エジソンは電気信号を音へと変換する「電話」を研究していました。しかし、当時は複数の研究者が電話の開発に着手しており、結局特許を取ったのはベルという人物です。そういうわけで、「電話の発明者」はエジソンではないのですが、その後、炭素を使い、電話のマイク性能を大きく向上させる発明を成し遂げるなどしており、電話の発展に寄与したことは変わりありません。
●蓄音機
エジソンは、音声を記録できる「蓄音機」も開発しました。初期の蓄音機は円盤ではなく円筒に音を記録するようになっていたようで、エジソンが30歳の頃には商品化に成功しています。
●電球
エジソンの発明で最も有名なのは「電球」でしょう。ただし、電球それ自体は別の人物によって発明されたもので、正確には「発明」ではなく、改良か実用化といったほうがよいでしょうか。
エジソン以前の電球は、光りはするものの、その時間はひじょうに短く、実用化に耐えうるものではありませんでした。しかしエジソンは、世界中から電球のフィラメント(=電流によって光を放つ糸状の部品)に適した材料を探させ、それによって改良に成功したのです。ちなみに、この時に見つかったもっとも結果のよい材料が、何と「京都の竹」でした。
●企業家エジソン
エジソンは発明王であると同時に、企業家でもありました。企業家としてのエジソンは意外にも「やり手」で、自分の発明のためなら訴訟も厭わないというスタイル。実際に特許をめぐる訴訟を行っています。また、競争相手を追い落とすための策略もめぐらすことがあり、企業の立ち上げや同業他社の買収なども積極的に行いました。
●GE
発明ではありませんが、世界でも最大級の複合企業・GE社(ゼネラルエレクトリック)をもともと作ったのはエジソンです。はじめはエジソン・ゼネラル・エレクトリックという社名でしたが、のちにトラブルからエジソンは会社から追放されてしまったのです。

その死
エジソンが亡くなったのは1931年10月18日のこと。エジソンは一日に3〜4時間しか眠らず、しかも起きている時間はほとんど発明にあてるという生活を続けていたといいますが、それにもかかわらず84歳という長寿を全うしました。そのバイタリティには信じられない思いがします。

 



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